女性は普段でもぬくみが出やすいもんですが、更年期になると
その傾向が顕著になると言われています。
なぜ、女性は更年期になるにつれ、むくみやすくなるのでしょうか?
そもそも更年期とは、女性が閉経する前後の10年くらいです。
平均の閉経年齢が、日本人の場合は50才なので、
45~55才ころ、ということになります。
ちょうどアラフィフと呼ばれる年代層ですね。
更年期とむくみの関係と、実際にむくみが出た時はどう対処すればよいのか、
詳しく見ていきましょう。
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更年期におけるむくみの原因は?
むくみが起こるメカニズムですが、血液は体内の細胞との間で、
栄養素と老廃物の交換の働きを行っています。
この時に老廃物は水分と一緒に回収されますが、
水分は血管に、老廃物はリンパ管に吸収されます。
これによって体の中が常にクリーンアップされていくのですが、
血液やリンパの流れが悪くなると、水分、老廃物が滞るようになります。
これがむくみの原因です。
通常、むくみは立ち仕事など、同じ姿勢を続けたりすると起こりますが、
更年期の場合は、女性ホルモンのバランスの崩れからくる、
自律神経の乱れが原因で起こります。
自律神経が乱れると、上半身は熱いのに下半身は冷え性になる現象がよくおこりますが、
この時の冷えがむくみの原因となるのです。
また、加齢によるふくらはぎの筋力低下もむくみの原因となり、
冷えと筋力低下のダブルパンチが更年期のむくみのメカニズムです。
更年期のむくみの対処法は?
むくみの対処法としては、すこしでもむくみが起こる原因を避けるように心がけることです。
●寝る前の水分・塩分のとりすぎを避ける
●お酒を飲みすぎない
●疲れや睡眠不足にならないようにする
●体を圧迫する下着を身に着けない
それから、体を温めること、血行を促すこともむくみ防止には効果的です。
●ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる
●ウォーキングなど体に負担がすくない有酸素運動を行う
●水分の多い夏野菜より、根菜類など体を冷やさない野菜を選ぶ
●生姜などの体を温める香辛料を摂る
●アルコールはビールより赤ワインや日本酒など体を温めるものを飲む
よく歩くなどして、下半身の筋肉を鍛えたり、
ふくらはぎのマッサージで血流やリンパの流れを整えるのもおすすめです。
特に、むくみによって見た目が悪くなり、足も重くなるので、
外出が億劫になりますが、体を動こさないことで余計に血行が悪くなったり、
筋力の低下を招いていますので、悪循環に陥りがち。
むくみが気になるときだからこそ、意識して体を動かしてあげましょう。
個人的には、健康にもなって気分展開、ストレス解消にもなるウォーキングをおすすめします。
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